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2018年6月 3日 (日)

コルセットの功

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さて、コルセットによる肉体破壊にもかかわらず女性たちはなぜコルセットをつけ続けたのだろうか?日本では「男性中心社会おける女性抑圧の象徴」と理解するのが通説である。しかし、社会的強制力だけでコルセットがかくも広く長く使用され続けるものだろうか?

ところで、コルセットとフェティシズムは切っても切れない関係があり、苦しみを与えることに喜びを見出すサディズム、苦しみを与えられることに喜びを見出すマゾヒズムとも強い関連性を持っている。サディズムやマゾヒズムは特殊な人々だけの特殊な傾向ではない。むしろ誰の心の中にも普遍的に存在するものだろう。これらの性的な傾向がコルセットの広範な使用の要因の一つであろう。また、女性自身が魅力を強調しようとする積極的な自己演出であり、女性の身体的な意識の表れでもある。更には、コルセットは何より働かなくていい立場であることや夫の経済力の象徴であり、支配階級の権威を示し、富裕階級の身分であることの証明である。

つまり、コルセットの使用は性的潜在願望を満たし、女性性を自己演出し 社会的地位の積極的主張することの利益と肉体破壊の不利益を比較較量の結果の選択であろう。コルセットの使用は悪くない取引だと思う。  

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