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2018年3月17日 (土)

男を焦らすウレタン繊維ガードル

1959年アメリカで夢のウレタン繊維(商品名スパンデックス)が発明された。ウレタン繊維はゴムより良く伸び、吸水性があり、染色することができた。

この繊維こそ女性下着のために生まれてきたような繊維だ。ウレタン繊維は伸びない繊維を使ったコルセットやゴムを綿糸で巻いて作ったガードル、ゴムひもを使ったブラジャーに急速にとってかわられた。

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写真は1960年代のブラジャーとガードルである。モデルさんがブラの肩紐をつまみあげ、ウレタン繊維の伸びの良さをアッピールしており、従来の綿のブラジャーではありえないことだ。まさにウレタン繊維の特徴を極めて端的に表現している優れた広告写真だ。

ウレタン繊維の登場以前のガードルはゴム糸に綿糸を巻いた素材で作られていたが、分厚く付け心地が悪い上にゴムは老化が早かった。新たに登場したウレタン繊維ガードルは薄くて長持ちした。写真でわかる通りガードルにはガーターが付いていた、これは当時パンストがまだ発明されておらずストッキングはガーターで吊らなくてはならなかったからである。

 

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従来使用されていた写真のようなガーターベルトは体の様々な動作によりずり落ちる心配があった。ガーター付のウレタン繊維ガードルはガードル裏面全体の摩擦抵抗が非常に大きく、ガーターベルトのようにずり落ちる心配がなく、ストッキングを確実に吊り下げることができた。また、大きな摩擦抵抗はベットで男を焦らすのに都合よかった。反面、トイレに要する時間はガーターベルトより多く必要になったが、ずり落ちるのに比べたらはるかにましであった。

この時代猫も杓子もガーター付のウレタン繊維ガードルをはいていた。パンストがなかったとき女性にとって半ば必需品であり、女子高校生までがガードルをはいていた。

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