エリザヴェータ・フョードロヴナ

写真はヴィクトリア女王（1819年5月24日 - 1901年1月22日）の孫、エリザヴェータ・フョードロヴナ （1864年11月1日 - 1918年7月18日）である。コルセットが作り出した美しいウエストラインと天性の整った目鼻立ちで、美人の誉れが高く、ヨーロッパで一番美しいプリンセスと称された。
彼女は母と妹をジフテリアで失い、祖母ヴィクトリア女王の元で育てられ、1884年、幼馴染だったロシア皇族のセルゲイ大公（皇帝アレクサンドル2世の五男）と結婚したが夫がホモであったため、2人に子供はいなかった。このような美しい妻を娶りながらなんとももったいない話である。