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2012年7月12日 (木)

ワイドバスク

普通、バスクの幅は1/2インチである。普通のコルセットの場合この幅で十分であり何の問題もない。しかし1900代に流行したS字コルセットはコルセット前部を、締め付けにより生じる曲げ力に逆らってまっすぐに保たなければならない。通常の細いバスクでは締め付けにより生じる曲げ力に負けて前部が弓状に湾曲してしまい、S字コルセット独特のまっすぐな前面を保てない。このため、幅1インチのワイドバスクが使用される。しかし、左右で2インチ(5cm)のワイドバスクでも締め付けにより生じる曲げ力には十分な強度を維持できない。
Widebusk

例えばC&Sのスライトフロントコルセットの場合幅1インチのスチール板をバスクの背後に強度を補助するために配置している。1900代に作られていたS字コルセットの中にはスチール板の変わりに銅板を用いたものもあった。スチールや銅が用いられるのはやわらかいので自由に曲げて着用者の好みの腹部を作り上げるためである。

Karenstr


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コメント

スライト→ストレート……だと思う

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