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2012年7月17日 (火)

コルセットと捕鯨

コルセットのボーンは形状維持に欠かせない重要な要素であり、バスクに引けを取らない。過ってボーンは鯨骨(正確にはひげ鯨類のヒゲ)が使われていた。捕鯨はこのコルセットのための鯨骨と油脂の確保のため盛んに行われた。

19世紀後半、安物のコルセットは鉄のボーンが、高級なコルセットには鯨骨が使われた。貴重な鯨骨を確保する捕鯨は儲かるビジネスだったに違いない。例えば、ジョン万次郎は捕鯨船の船長に助けてもらい、その上アメリカで教育までの受けている。ウイリアム・H・ホイットフィールド船長はそれ相応の経済力を持っていたはずである。また、1853年にペリー提督が来航し、日本に開国を求めたのは当時非常に重要な産業だった捕鯨業の保護のためだった。

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国家の政策を動かすほどの重要産業だった捕鯨業もコルセットの衰退と石油の発見で次第に弱体化し、アメリカは1940年一切の捕鯨をやめた。今は残酷な捕鯨を日本にやめるよう求め、日本は1987年商業捕鯨を中止した。私としてはコルセットの衰退も捕鯨の中止も納得がいかない。

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